どうもこんばんは
今回はイマジナリーフレンドがいるメリットとデメリット。
それに加え私<アン>にある解離症のような多重人格のような謎の症状(勝手に「前に出る」と呼んでます)のメリットとデメリットを書きますね。
なんだそれって方はこちらの記事をどうぞ
そしてイマジナリーフレンドは
簡単に言うと自分の中にいる別の人格だったり友達のことです。
メリットの方が断然多いです。
ではまずメリットの方から
メリット
1.1人ではないと実感できる
寂しさはあまりありません。
家庭環境柄、幼い頃から1人になる事が多かったのですが
ひとりぼっちという感覚はあまりなかった気がします。
まだ会話ができてない頃でも
声が聞こえていたり誰かいるという感覚はあったのでいつも賑やかでした。
2.共有する相手がいる。
これが一番大きいかもしれません。
何かあった時に、相談する相手がいます。
価値観が違う子がいるので心の中での解決はしやすいです。
ただ、身体は1つなので経験がない考えだけのもので現実面での解決は難しい。
また、大広間にいる子はリアルタイムで同じ経験をするので味方がいるという心強さがあります。
3.様々な人に対して理解しやすい受け入れやすい
おそらく大抵の人は自分の価値観や性格に合わない人の事を理解し辛かったり受け入れにくかったりすると思うのですが
私の場合、中に様々な価値観や性格を持つ子がいるのでまず理解しやすいです。
様々な視点で経験してしまってるので気持ちが分かるのです。
大広間にいる子でもリアルタイムで「これは無理」とか「これが好き」とか聞こえてくるので
こういう子からすればこれは嫌な事なんだとかこんな物でも芸術を感じる子がいるんだなとか色々知ることができ視野が広がります。
何かあってもこの子の性格からすればこう思ってもしょうがないで済みます。
否定する事がないんです。
これで済ませてくれない子も中にはいますがね。
あまりに非常識な人は苦手ですけど
価値観や性格が合わないから苦手、受け入れられない事は今までほとんどなかったです。
4.良い意味で感覚が鈍い
これ関係あるのかなと思いますが
解離症の症状のうちにあったのであげときます。
まず痛覚が鈍いです。
前に出る子によりけりなんですが、周りが言うほど痛くないし熱が出てもしんどくありません。
よく強いねなんて言われますが強いも何もって感じです。
骨折をした際には看護師さんが(腫れがすごくて)痛そうだと半強制的に車椅子に乗せてくれましたが実際は普通に歩けるくらい痛くありませんでした。
40度越えの熱を出した時や貧血が判明した時にはお医者さんに「よく普通に立っていられるね」と毎回驚かれました。
5.他人事になれる
自分の事なのに他人事のように感じます。
これも前に出る子によるのですが
嫌な経験をしたり不快な思いをしても他人事なのであまり傷つく事や引きずって夜眠れないなんて事がないです。
前に出てる子がずっとそのままだとあり得るのですが交代が激しいのであんまりないですね。
パターンは色々で
- その時は前に出てなくて(または大広間にもいなくて)実感がない。
- 前に出ようが出まいが関係ない。どうでもいい。
- 性格柄、不快に思う事ではなかった。
- 逆に他人事に思えなくて…って子もいます。大体は昔から全面的にいる子ですね。
つい最近、とても分かりやすく衝撃的な事例があったので書きますね。
身内の事でとてもショックな出来事がありまして、まぁ身内の事ですのでショックを受けた子が多くいました。
その時に前にいたのは<大佐>で途中で<真面目のわん子ちゃん>に変わったり戻ったりしてました。2人ともショックを受けて何も手を付けられない状態でした。途中で<お嬢様>が前に出てくれました。早く寝るためとのことです。<お嬢様>は性格柄こんな子なので流石だと思いましたが次に出てきた<みかちゃん>が衝撃的でした。
今まで悩んでたのは何??ってくらいの切り替えの凄さでした。全然ショックだと感じないんです。いつも通り楽しんでました。
なんで??てみんななったのですが<みかちゃん>からしてみれば<アン>の身内であってなんかもう友達の身内の話を聞いた程度の事なんだと思うのです。
凄くひどい話なんですが<みかちゃん>にとって今いる家族は“他人”なんですね。
これが逆にデメリットにもなるんですよね…。
6.逃げれる!!
気持ち面で嫌な事から逃げれます。
5であげたように他人事になれるためです。
多重人格のように完全に遮断されませんがとてもリアルなゲームをしている感覚が常にあるので現実味がありません。
他のIFの子達は嫌なら大広間から居なくなれば遮断される状態になるようなのでよく逃げてます。
精神面での休息がとれますね。
デメリット
1.キャラが定まらない
これがとても大きいです!!
前に出る子が変わる度に<アン>の性格や好みも変わってしまいます。
自分で毎回驚かされるというか感情面で振り回される事もしばしばあります。
公にしなければ周りからは分からないのですが時折、さっきと態度や気分が違いすぎておかしく思われていないか不安になります。
「こんな子だったんだ」とか「なんか変わったね」と言われる度にやっべ…違うんや…それ私じゃないんや…てなります。
人前に出る時は極限統一させて周りから見られているキャラからブレないように頑張ってます。
そして好みですね。
何が好き??と聞かれた時はとても困ります。
その時前にいた子の好きなものを言ったり多趣味の<ミカ>の好きなものを言ったりしてます。
てことはですね。毎回好きなものが違うんですよ。いい加減統一させなきゃとは思ってるんですけどね。難しいんですよ嫌いな子もいてるから。
また言ったものの大して自分の好きなものじゃなくて語れない食ってかからないでってなる時もあります。
ちなみに字体も定まっておりません。
突然綺麗な字になったり汚くなったり丸字になったり初めは自分でびっくりしてました。
最近はいろんな字が書けて少し楽しかったりします。
ただ毎回字体を変えてくる変な子と思われてないか心配です。間違ってはないのだけどもw
たまに定まらないがために落ち着かないというか
「自分って何…」ってなる事があります。
本当の自分が分からないむしろ「ない」状態なので不安になる時があります。
1つの自分(性格)になりたいとふと思ったり。
2.やりたい事が多すぎて忙しい
IF達のやりたい事がそれぞれ違うので
あれしたいこれしたいあれ欲しいこれ欲しいと
みんなの要望を聞くととても忙しいです。
身体は1つなので時間も限られます。
プライベートではよく<みかちゃん>が前に出ていますがただでさえ彼女は多趣味でやりたい事(やるべき事)が多いです。
そこへ他の子達のやりたい事があったり、逆に疲れているからとか何もしたくないという子もいて時間の潰し具合がやばいです。
切実に時間がほしい。
3.現実味がない
簡単に言うと危機感が持てません。
危機感がある子はあるのですが大体の子はそんなの関係ねぇというか現実味がないんでしょうねそれぞれやりたい方法で進んでいってしまいますね。
時間の感覚もバラバラで昨日はこの時間で焦って準備してたけど今日はこの同じ時間でも無意識に余裕を持っていたりするんです。おかげで大遅刻なんてこともありました。
4.価値観やタイプの違いによるストレス
さっきから何度か書かれてますが、みんなそれぞれ価値観が違います。実は喧嘩したりもするんです。それはまぁ兄弟喧嘩程度のものなのですが。
分かりやすい子を上げれば<お嬢様>と<大佐>の性格が正反対ですね。潔癖とガサツです。
<大佐>は掃除やきっちりした事が苦手で物を置くのにもそこら辺の床です。典型的な掃除出来ない子ですね。仕草や話し方も一言で言えばおっさん。
<お嬢様>にとっては耐えられない事で大広間で一緒になった時は大抵怒られてます。
生活スタイルも違う子がいて寝る時間や起きる時間はバラバラ! やる事もバラバラ!
後になってなんでやってないの?!?!?!って
何をしてたの?!?!?!ってなる事が多いです。
後は恋愛ができません。
好きなタイプ、嫌いなタイプが違うためです。
気になる人が出来ても、大広間ではこの人とは絶対に合わない!付き合えない!って子が必ずいるんですね。
また、中には「アセクシャル」「ノンセクシャル」「性嫌悪」のある子がいるので凄く難しいです。
最近はもう恋愛感情は気にせず、話や意見が合うかで考えてます。
…無理です。
これなんか凄く分かりにくいと思うのですが
変な例をあげますと
自分の家族全員で生きる上での全ての事を共有する感覚です。
恋人も家族で共有する事になるんですよ。
姉が付き合ってる人と強制的に付き合う事になる。妹が使っている物を自分も使わなければならない。みたいな
大広間にいなければ良い話なんですがそんな都合よくならないんです。
5.記憶力が悪い。思い出すのが遅い。
これ単に自分の頭が悪いだけなのかなとか思った事があるのですが、記憶力が良い時は凄く良いんです。
なんでだろうて考えた結果のあくまで仮説です。
昔から本当に記憶力が悪くて昨日の晩御飯覚えてないとか余裕でありました。
覚えてない事がほとんどで
思い出す時はIFの誰かが口頭で話してくれたり、映像が流れてきたりします。
リアルタイムで時間も経ってるのでIFの子の話が長い程時間も長くなってます。パッと出てくるはずの事でもすぐに出てこない事がありました。
映像が流れてくるのは多分誰でもあると思うのですがIFが話してくれるあたり、この前に出る現象に関係してるのかなと思いました。
話してくれる内容も
「あなたさっきこれしてたじゃん」とかじゃなく
「私さっきこれしたよー」とか「さっきみかちゃんがこれしてたでー」というもの。
行動してたのはIFという事になってるんです。
そして、全く覚えてないという事がたまーーにあります。
周りの人から「この前、こんな事してたよね?」「言ってたよね」
って言われても
「え?そんな事言いました?いつ?」
ってなるのがほとんどでIFの誰かが言わない身に覚えがない場合は「あ!そういえば言いましたー」って話に合わせるしかないんだよな。
6.計画を実行出来ない。
これ自分達の中で今すごい課題になってて
これやっておかなきゃと思ってても前に出る子が変わればやるべき事を覚えていない、そもそも無関係なのでやらないて事があります。
これやっておこうと思い動いたのにその直後に前に出る子が変わり何をしようとしてたっけ?ってなったりそもそもそんな事も思わず違う事をし始めたりなんて事も!
周りからは「ボケてる」だったり「かなりの気分屋」だと言われたりします。
自分もそう思ったりもするのですがあまりにも酷い。
対処法はしてあって思い立ったらメモに残す、そしてそれを絶対に実行するというルールを設けてます。
出来てない事もあるのですが大分とマシになりました。
7.うるさい
良い時もあるのですが、うるさく感じる時もあります。
大広間にいる子でも今の現状に気づいてなかったり、マイペースだったり、単にアホでって子もいますが
人の話を聞いてる時や集中したい時に喋られると気が散って仕方ない!
大広間にいる子の人数にもよりますが
常に誰かしら会話したりしてるので楽しいんだけども場合によっては本当に煩い。
特に、<大佐>と<みかちゃん>は喋らないと死ぬみたいな子達なのですんごいです。ごめんて
後は<メイ>も別の意味ですごいですね。(IFの紹介の記事にて見て頂ければ分かります)
「4.」で書いたようにみんな価値観が違うため
何かしようとした時に口出ししてくる子やアンチしてくる子もいるので軽く喧嘩したりもします。
おわり
大体こんな感じですかね。
長くなってすみません。
なんかデメリットの方が多い気がしたのですが。
まぁ生活は楽しいですよ賑やかで。
そして幸いな事に
なんだかんだうちのIFはみんな味方でまともなのです。
「なんとかなる」をモットーに助けあっていきたいです。
それではおやすみなさい。